米田 透 短文集 2000年10月分
最終更新日: 2000年9月24日
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秋晴れの教会鐘が連打され
フランスの結婚式に初めて招待されて行ってきました。カソリックの教会で挙式、披露宴は約1km離れたところにあるシャトーでの立食パーティーという質素で内容のある結婚式でした。実はこの夫婦には女の赤ちゃんが既に生まれていて、その子の洗礼式も兼ねていました。新郎の友人の声楽家(男女各一人)が魂に染み入るようなアヴェマリアを歌ってくれました。教会から新郎新婦が出てくると、待ち受けた人々は米と花びらを彼らに投げつけ、鐘が連打されます。披露宴の会場に向かう車はリボンをアンテナにつけ、クラクションをならします。
以上